スカイ・クロラ ジャパンプレミア7/3 レポート 2

続いて出演者登壇。菊地凛子加瀬亮谷原章介栗山千明の順で入場。
そこから、収録の苦労などが話される。
途中で「暑いから」という理由で監督はスカイ・クロラのジャンパを脱ぐ。空手のおかげで新陳代謝がよくなり、健康になっていることを強くアピールする行為であった。

菊地さんはこういう場でのトークにあまりなれていない感じだがいい雰囲気で進んで良かった。
加瀬さんは、ハチクロそれでもボクはやってない、などで舞台挨拶の経験も豊富なはずなのに輪をかけて苦手な感じ。まじめさがにじみでていて素敵。
谷原さんは、慣れている感じ。栗山さんは「アニメが好き」ということを力強くアピールしていた。

それからプレス向けの写真撮影。暇になるお客を考えてアナウンサ氏がいろいろと話をしてくれて、楽しげな雰囲気であった。

特筆すべきは、手を振ってくださいというリクエストに対して押井監督が、顔の横で両手を広げるという愛らしいポーズを。
これは漫画家萩尾望都も絶賛した、森博嗣の短編「そして誰もいなくなった」における「両手を顔の横で広げてみせた。人類は十進法を採用しました、というジェスチャではない」という文章のパロディに違いない!
パンフに「押井さんが大人になった」ということが書いてあったが、かかる練達の職人芸を見せられて私は、感動した。

それから大きな拍手で各員退場。