スカイ・クロラ ジャパンプレミア7/3 レポート 2

続いて出演者登壇。菊地凛子加瀬亮谷原章介栗山千明の順で入場。
そこから、収録の苦労などが話される。
途中で「暑いから」という理由で監督はスカイ・クロラのジャンパを脱ぐ。空手のおかげで新陳代謝がよくなり、健康になっていることを強くアピールする行為であった。

菊地さんはこういう場でのトークにあまりなれていない感じだがいい雰囲気で進んで良かった。
加瀬さんは、ハチクロそれでもボクはやってない、などで舞台挨拶の経験も豊富なはずなのに輪をかけて苦手な感じ。まじめさがにじみでていて素敵。
谷原さんは、慣れている感じ。栗山さんは「アニメが好き」ということを力強くアピールしていた。

それからプレス向けの写真撮影。暇になるお客を考えてアナウンサ氏がいろいろと話をしてくれて、楽しげな雰囲気であった。

特筆すべきは、手を振ってくださいというリクエストに対して押井監督が、顔の横で両手を広げるという愛らしいポーズを。
これは漫画家萩尾望都も絶賛した、森博嗣の短編「そして誰もいなくなった」における「両手を顔の横で広げてみせた。人類は十進法を採用しました、というジェスチャではない」という文章のパロディに違いない!
パンフに「押井さんが大人になった」ということが書いてあったが、かかる練達の職人芸を見せられて私は、感動した。

それから大きな拍手で各員退場。

スカイ・クロラ ジャパンプレミア7/3 レポート

スカイ・クロラ」 ジャパンプレミア試写会@東京国際フォーラム
原作 森博嗣 監督 押井守

行って来ました。
16時から座席券の引き換え始まり。4列ごとに並んで黄色やら青やらの紙を渡される。
開演18時。

入場するとスカイの手提げ袋を渡される。その中には簡単なパンフレットなどが入っている。あとで読むことにする。

Aホールということで5000席は満席。エスカレータを上がったロビィの右手では予告DVDやクリアファイルを販売。左手では、フィギュアなど高価なアイテムの展示をしていた。
台湾ぽいメディアの人がカメラを回して会場の説明を収録。

人手は多いが、完全装備のオタクはたまにいるくらいで、色んな層の人が。おじいさんおばあさんから制服の学生、幼稚園児くらいの子までいた。有名人はかなり探したけれど、一人も見つからなかった。アニメ関係者よりも出版テレビ系のような業界人さんのほうが多かった気がする。

パンフにはHPにのっているようなことが書いてあり、樋口真嗣監督の話は空手でいっぱいであった。

さて開演。
会場が暗くなり、劇中の戦闘シーンの音響が流れる。銃撃音、管制室の音声、エンジンの音、人の足音、犬の声(バセットハウンド)。スモークが舞台に溢れて、赤いサーチライトのようなものも動き回る。
音響がいい、と思っていると舞台の奈落から「散香」の模型(1/2)がせりあがってくる。散香の側にはスタッフが片ひざをついて控えていて、なんというかそれっぽい。押井監督も一緒に上ってくる。

拍手とともに日本テレビのアナウンサさんが出てきて、挨拶と散香、押井監督の紹介。
監督は劇中に出てくるロストック社のジャンパを着用して登場。空手の演舞は、ない。
アナ「どうでしたかこの迫力のオープニングに参加したご感想は」
押井「めちゃくちゃ恥ずかしかったです」
という感じで会場もあたたまり、キャストの入場へ。

続きます