宮崎駿の引退にまつわるツイートが、テレビで「事実」として紹介されたことで色々な考えを読んだので久しぶりにブログを書いてみる。
ネット社会で風刺はどうやって発表すればいいのかと考えさせられた。
「風刺」がネットでデマ認定されるのは、紙メディアと性格が違うからなんだろうなあということ。
1.あらすじ
まとめはこれ。
※これは宮崎監督の実際の発言そのものではありません。
https://pbs.twimg.com/media/DA4OTLhV0AEXHm8.jpg
今回の当事者、あれっくすさんが過去にツイートしたのはこちら。
※これは宮崎監督の実際の発言そのものではありません。
86年ラピュタ「人生で最高に引退したい気分」
— あれっくす (@NStyles) 2013年9月1日
92年紅の豚「86年を上回る引退の意思」
97年もののけ姫「100年に1度の引退の決意」
04年ハウル「ここ数年で最高の辞めどき」
13年風立ちぬ「出来は上々で申し分の無い引退のチャンス」
宮崎駿監督は過去に何度も引退したいという発言をしているのは事実で、『風立ちぬ』の際には引退記者会見をしている。*1
*1:引退宣言を何度もすることによって「今度が最後!」と銘打って商売をするわけなので、安易な引退宣言と復帰については批判された方がよいと思う。プロレスラーには散見される。『風立ちぬ』で引退するときにも「どうせ復活するだろう」という意見はいくつも目にした。ただビジネスである以上、少しでも宣伝をうまくやりたいたいプロデューサーの気持ちはわかる。ジブリ展で自分の書道を披露したい人の気持ちはわからないが。